スペイン語とポルトガル語の1月から12月までの月の名前と発音と具体的な由来のまとめ

前回までの一連の記事では、英語ドイツ語フランス語イタリア語における月の名前と発音とその語源となる意味について順番に詳しく書いてきましたが、

今回の記事では、それに引き続いて、

その他のヨーロッパ諸国の言語なかでもスペイン語ポルトガル語における1月から12月まで月の名前と発音とそれぞれの名称の具体的な由来について順番に書いていきたいと思います。

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スペイン語の1月から12月までの月の名前と発音のまとめ

そうすると、まず、

スペイン語における1月から12までの月の名前発音のあり方の目安となるカタカナ表記についてまとめると、

1enero(エネロ)
2febrero(フェブレロ)
3marzo(マルソ)
4abril(アブリル)
5mayo(マヨ)
6junio(フニオ)
7julio(フリオ)
8agosto(アゴスト)
9septiembre(セプティエンブレ)
10octubre(オクトゥブレ)
11noviembre(ノビエンブレ)
12diciembre(ディスィエンブレ)

とそれぞれ表記されることになると考えられることになります。

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ポルトガル語の1月から12月までの月の名前と発音のまとめ

そして、それに対して、

ポルトガル語における1月から12までの月の名前発音のあり方の目安となるカタカナ表記についてまとめると、

1janeiro(ジャネイロ)
2fevereiro(フェヴェレイロ)
3março(マルソ)
4abril(アブリウ)
5maio(マイオ)
6junho(ジューニョ)
7julho(ジューリョ)
8agosto(アゴースト)
9setembro(セテンブロ)
10outubro(オウトゥーブロ)
11novembro(ノヴェンブロ)
12dezembro(デゼンブロ)

とそれぞれ表記されることになると考えられることになります。

スペイン語とポルトガル語における1月から12月までの月の名前の具体的な由来

それでは、次に、

こうしたスペイン語とポルトガル語の1月から12月まで月の名前には、それぞれ具体的にどのような由来があるのか?ということについてですが、

基本的には、こうしたスペイン語ポルトガル語における各月の名称は、今までの記事で取り上げてきた英語ドイツ語フランス語といったその他のヨーロッパ諸国の言語における各月の名称の由来と同様に、

そうしたヨーロッパにおける現在の言語大本の起源ともなっている古代ローマの言語であるラテン語にその直接的な由来を求めていくことができると考えられることになります。

具体的には、

1にあたるenero(エネロ)janeiro(ジャネイロ)は、ローマ神話における門の守護神ヤヌスの名を語源とするラテン語におけるJanuarius(ヤヌアリウス)の月に由来する名称、

2にあたるfebrero(フェブレロ)fevereiro(フェヴェレイロ)は、ローマ神話における浄化の神フェブルウスの名を語源とするラテン語におけるFebruarius(フェブルアリウス)の月に由来する名称、

3にあたるmarzo(マルソ)março(マルソ)は、ローマ神話における軍神マルスの名を語源とするラテン語におけるMartius(マルティウス)の月に由来する名称、

4にあたるabril(アブリル)abril(アブリウ)は、ギリシア神話における愛と美の女神アフロディテの名を語源とするラテン語におけるAprilis(アプリリス)の月に由来する名称、

5にあたるmayo(マヨ)maio(マイオ)は、ローマ神話における豊穣の女神マイアの名を語源とするラテン語におけるMaius(マイウス)の月に由来する名称、

6にあたるjunio(フニオ)junho(ジューニョ)は、ローマ神話における主神ユピテルの妻ユーノーの名を語源とするラテン語におけるJunius(ユーニウス)の月に由来する名称、

7にあたるjulio(フリオ)julho(ジューリョ)は、古代ローマの偉大なる将軍であったユリウス・カエサルの名を語源とするラテン語におけるJulius(ユーリウス)の月に由来する名称、

8にあたるagosto(アゴスト)agosto(アゴースト)は、ローマ帝国の初代皇帝となったオクタウィアヌスの尊称にあたるアウグストゥスの名を語源とするラテン語におけるAugustus(アウグストゥス)の月に由来する名称、

9にあたるseptiembre(セプティエンブレ)setembro(セテンブロ)は、ラテン語において本来は「第7の月のことを意味する言葉であったSeptember(セプテンベル)の月に由来する名称、

10にあたるoctubre(オクトゥブレ)outubro(オウトゥーブロ)は、ラテン語において本来は「第8の月のことを意味する言葉であったOctober(オクトーベル)の月に由来する名称、

11にあたるnoviembre(ノビエンブレ)novembro(ノヴェンブロ)は、ラテン語において本来は「第9の月のことを意味する言葉であったNovember(ノウェンベル)の月に由来する名称、

12にあたるdiciembre(ディスィエンブレ)dezembro(デゼンブロ)は、ラテン語において本来は「第10の月のことを意味する言葉であったDecember(デケンベル)の月に由来する名称

としてそれぞれ位置づけられることになると考えられることになります。

そして、

このうち9月から12月まで月の名前について、ラテン語の月の名称に用いられている言葉自体が意味する本来の月の順番と、スペイン語ポルトガル語における実際の月の順番との間に2か月分のズレが生じてしまっている理由としては、

もともと、ラテン語が用いられていた古代ローマの暦においては、現代の暦における最初の月である1月から2か月遅れた現在の3にあたる月から一年月はじまっていたため、こうしたズレが生じてしまうことになったと考えられることになります。

また、上述したスペイン語における各月の名称の由来において、

1を意味するenero(エネロ)というスペイン語の名称が、この単語の大本の語源となったラテン語における Januarius(ヤヌアリウス)という単語とかなり異なる発音と表記のあり方になってしまっている理由としては、

こうしたラテン語における Januarius(ヤヌアリウス)という単語がスペイン語へと伝わっていく際に、

Januarius(ヤヌアリウス) januairo(ヤヌアリオ)janero (ヤネロ)enero(エネロ)と順番に変化していくことによって、こうしたスペイン語における発音と表記のあり方が成立していくことなったと考えられることになるのです。

スペイン語とポルトガル語における月の名前の表記のあり方の共通点

そして、

スペイン語ポルトガル語においてはすべての名詞、基本的に、男性名詞女性名詞という二つの性別的な区分のうちのいずれかへと位置づけられていて、

1月から12月まで月の名前のことを意味する名詞は、スペイン語ポルトガル語のどちらの言語においてもすべて男性名詞として位置づけられることになります。

また、

英語ドイツ語における月の名前の表記のあり方においては、

例えば、1英語ではJanuary(ジャニュアリー)ドイツ語ではJanuar(ヤヌアール)などというように、語頭が大文字となる形で表記されることになるのに対して、

フランス語イタリア語における月の名前の表記のあり方においては、

例えば、1フランス語ではjanvier(ジャンヴィエ)イタリア語ではgennaio(ジェンナイオ)などというように、語頭が子文字となる形で表記されることになるのですが、

スペイン語ポルトガル語における月の名前の表記のあり方においては、このうちの後者のフランス語やイタリア語における表記のあり方と同様に、

enero(エネロ)janeiro(ジャネイロ)というようにどちらの言語の場合においてもすべて語頭が子文字となる形で表記されることになります。

また、その他にも、

こうしたスペイン語ポルトガル語における月の名前の表記のあり方共通点としては、スペイン語とポルトガル語における発音の違いはあるものの、

4スペイン語ではabril(アブリル)と表記されるのに対して、ポルトガル語でもabril(アブリウ)と表記されることになり、

8スペイン語ではagosto(アゴスト)と表記されるのに対して、ポルトガル語でもagosto(アゴースト)と表記されることになるというように、

こうした4月と8という二つの月の名前については、

スペイン語とポルトガル語の両方においてまったく同じアルファベット表記がそのまま用いられていると考えられることになるのです。

・・・

次回記事:オランダ語の1月から12月までの月の名前と発音と具体的な由来のまとめ

前回記事:イタリア語の1月から12月までの月の名前と発音と具体的な由来のまとめ

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