ブラジルの正式な表記はBrazilとBrasilのどちらか?英語やフランス語やドイツ語などのその他のヨーロッパの言語の表記とは?

正式名称としてはブラジル連邦共和国、通称ではブラジルと呼ばれている南アメリカおよびラテンアメリカにおいて最大の領土と人口を持つこの国の国名は、

ポルトガル語ではBrasilというsを用いる表記で示されることになる一方で、一般的な英語の表記などにおいてはBrazilというzを用いる表記で示されることが多いと考えられることになります。

それでは、

こうしたブラジルという国名の表記のあり方はBrazilBrasilどちらの表記の方が正式な表記として位置づけられることになると考えられ、

フランス語ドイツ語スペイン語といったその他のヨーロッパの国々の言語においては、こうしたブラジルという国名の表記はどのような形でなされていくことになると考えられることになるのでしょうか?

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ポルトガル語と英語におけるブラジルの表記の違い

そうすると、まず、

詳しくはブラジルの国名の由来について考察した前回の記事で書いたように、こうした正式名称としてはブラジル連邦共和国、通称ではブラジルと呼ばれているこの国の国名の由来は、

この国の公用語にあたるポルトガル語において「燃えさし」「残り火」のことを意味するbrasa(ブラザ)という単語に求められることになり、

当時この地を訪れていたヨーロッパの商人たちは、この土地に数多く自生していた樹木のことを燃えさしのように赤々と燃える色彩を放つ染料が採れる木という意味でパウ・ブラジル(Pau brasilすなわち「赤い木」と呼んでいて、

そうした赤い染料が採れる樹木が自生しているこの土地そのもののこともポルトガル語Brasil(ブラジル)と呼ぶようになっていったというのが、この国の正式な国名の由来であると考えられることになります。

そして、当初は、

イギリスなどのその他のヨーロッパの国々においても、こうしたポルトガル語における国名の表記のあり方にならって、そのままBrasilというsを用いる表記が用いられていた時期もあったと考えられることになるのですが、

その後、

英語における通常の発音表記のあり方に合わせて、szと置き換えられていくことによって、現在の英語におけるBrazil(ブラジル)という表記のあり方が定着していくようになっていったと考えられることになるのです。

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フランス語やドイツ語やスペイン語といったその他のヨーロッパの国々の言語におブラジルの表記

それでは、次に、

こうした日本語ではブラジルと呼ばれている国の国名の表記のあり方は、フランス語ドイツ語スペイン語といったその他のヨーロッパの国々の言語においてはどのような表記がなされていくことになるのか?ということについてですが、

それについては、

具体的には、こうしたブラジルという国名の表記のあり方は、

英語ではBrazil(ブラジル)
フランス語ではBrésil(ブレジル)
ドイツ語ではBrasilien(ブラズィーリエン)

 スペイン語ではBrasil(ブラシル)
ポルトガル語ではBrasil(ブラジル)

と表記されることになるように、

それぞれの国々において互いに微妙に異なった表記や発音のあり方が用いられていくことになると考えられることになるのです。

・・・

以上のように、

こうした日本語ではブラジルと呼ばれている国の国名の正式な表記のあり方としては、

この国の公用語であると同時に、国名の直接的な由来となる言語としても位置づけられることになるポルトガル語におけるBrasil(ブラジル)というsを用いる表記のあり方の方が、より正統な由来をもつ正式な表記のあり方として位置づけられることになると考えられることになります。

そして、それに対して、

英語におけるBrazil(ブラジル)というzを用いる表記のあり方は、フランス語におけるBrésil(ブレジル)ドイツ語におけるBrasilien(ブラズィーリエン)といった他のヨーロッパの国々における表記のあり方と同様に、

こうしたポルトガル語における正式な表記のあり方であるBrazil(ブラジル)という表記のあり方から分かれていった、それぞれの国の言語における派生的な表記のあり方として位置づけられることになると考えられることになるのです。

・・・

次回記事:ブラジルとブラジウではどちらの発音が正しいのか?イベリアポルトガル語とブラジルポルトガル語の発音の違いと日本との関係

前回記事:ブラジルの国名の由来とは?「赤く燃える木」を意味するポルトガル語おける国名の由来と「オウムの地」と「ヤシの木の地」

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