年越しそばの由来は?いつ食べればいいの?年越しそば考①

お正月の代表的な料理がおせち料理なら、大晦日に食べる日本の伝統食は年越しそばですよね。

大晦日の夕食時、そして、除夜の鐘が鳴ろうとする頃になると、
日本中の多くの家庭から、家族みんなでそばをズルズルすする音が聴こえてきそうです。

さて、日本人にとっては、当たり前のように昔から続けられている年越しそばの慣習ですが、
その由来や効用について、改めて整理しておくと、
年越しそばを食べるひとときがもっと有意義なものになり、
新年をより楽しく、充実感をもって迎えることができるようになるでしょう。

たかが年越しそば、されど年越しそば、です。

そこで、今回のテーマは、年越しそばの由来とその効用、です。

年越しそばの由来、具体的にいつ食べたらいいのか、
そばをゆでる量はどのくらいがいいのか?
そして、年越しそばを食べるほんとうの効用とは?

そんなことについて、考えてみたいと思います。

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年越しそばを食べることにはどんな意味があるの?

さて、大晦日の夜に、年越しそばを食べるということには、どんな意味があるのでしょうか?

大きくまとめてみると、次の3つの意味があるようです。

厄を払う
そばは食べる時、プチプチと箸で切りやすいですよね。
切る!すなわち、食べる時にそばと一緒に、今年一年の災難や厄災をすべて断ち切る、という厄除け、厄払いの意味がある、という説。

健康と長寿を願う
そば打ちでは、そば粉とつなぎを混ぜて練り上げたそば玉を、
麺棒で平たく長く延ばしてから、
延ばしたそば生地を細く切って細長い麺をつくるので、
そば玉を延ばして細長くするのと同様に、
食べる人の健康と寿命も長く伸ばしてくれるよう願う、という説。

金運を上げる
金細工師が、飛び散った金粉を集めるために団子状にしたそば玉を使っていたので、
金粉がくっついてくるそば玉のように、
そばを食べる人にも自然とお金が集まってきて金運が上がる、という説。

つまり、年越しそばを食べるだけで、
健康運と金運がアップし、厄払いまでできてしまうというわけです。

したがって、年越しそばは、一挙両得ならぬ、一食で3つの得になる、という優れものなわけです。

ついでにお腹まで膨れて、ヘルシーで健康にもいい、
一食で、4得、5得にもなる、
数ある縁起物の中でも最高ランクにお得な縁起物というわけですね。

年越しそばはいつ食べるのがいいの?

では、年越しそばを食べるのは、いつがいいんでしょうか?
これには、何時きっかりに食べなければならないといった厳密なルールはないようです。

ただ、年を越して1月1日になってから食べるとかえって縁起がよくないという説や、
年越しそばを食べ残すと一緒に福も逃げてしまうという説もあるので、

余裕をもって食べるためには、

夕食の時に、一緒に食べてしまうか、
遅くとも、NHKで紅白歌合戦が終わり、「ゆく年くる年」の放送でテレビからも除夜の鐘が聞こえてくる、大晦日の23:45頃までには食べ終えておくと、
ゆったりとした気持ちで、心静かに新年を迎えることができるでしょう。

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ゆでるそばの分量はどの位がいいの?

年越しそばをゆでる分量についてですが、
大晦日には、きっと、そば以外にもいろいろと食べる料理があるでしょうから、
はりきって作りすぎてしまわないように気をつけなければいけません。

儀礼的な慣習というのは、派手すぎず地味すぎず、
その場、その時の雰囲気を、適度に味わい楽しむことが大事なので、
何事もほどほどに、
適度にたしなみ、腹八分目を心がけることが大切です。

なので、そばをゆでる分量も、
家族1人当たり、半人前からちょっと少なめの一人前くらいを目安にするのがいいでしょう。

具体的にグラム数で言うと、

家族1人当たり、生そばで80~100g、乾麺だと60~75g
といったところでしょうか。

3人家族なら、生そばで240~300g、乾麺だと180~225g
4人家族なら、生そばで320~400g、乾麺だと240~300g
という計算になります。

もちろん、家族の中に食べ盛りの子供や筋肉モリモリの男性(もしくは女性)がいて、
二人前、三人前でもペロリと平らげてしまうという場合は、
3人家族でもドーンと500gをゆでてしまってもかまいませんが・・・

年末にいろいろなことが立て込んでいて、
簡単に済ませたいが、年越しの雰囲気だけは味わっておきたい、という時は、
カップ麺のたぬきそばあたりをチョイスして、
年越し前に一服を兼ねて夜食をとる、というのも、おつなものですよ。

次回「年越しそば考②」は?

次回「年越しそば考②」は、
年越しそばの、食品としての科学的・医学的効用についてまとめてみる予定です。
乞う、ご期待!

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