お花見に必要な持ち物のリストとは?幹事さんの必需品は?
桜の花が咲く季節になると、
日本人なら誰でもが「お花見」に行きたくなります。
でも、その「お花見」の中身は、
人によってちょっと違いがあるようです。
また、
「お花見」必要な持ち物のリスト、幹事さんの必需品など、
お花見に行く前に準備しておいた方がいいものを、まとめてみました。
2つあるお花見の楽しみ方
人によって違う「お花見」の内容を大きく2種類に分けるとすると、
まず、その1つは、
桜の花を見て、その美しさにしばし見とれ、その見事さに感動し、
桜の花の素晴らしい光景を、余すところなく味わおう、
という、本当の意味での「お花見」です。
この場合のお花見の対象となる桜は、
必ずしも公園の桜の木ばかりとは限りません。
お寺や神社にある桜だったり、
ご近所の家の桜の木だったり、
小学校の校庭の桜の木だったり、
大学のキャンパスの桜並木だったり、
電車で2駅先にある駐車場の桜の木だったり・・・と、
探してみれば、意外なところに美しい見事な桜の木があったりします。
もう1つの「お花見」は、
家族や友人たち、あるいは職場の人たちと一緒に、
桜の花を眺めながら、食べたり飲んだりしておしゃべりをし、
楽しいひと時をすごす、という「お花見」です。
これが、普通にいう「お花見」ですね。
この「お花見」の場合は、
準備が大事です。
リーダーや幹事さんの準備が万全であれば、
その「お花見」は楽しいものになるはずです。
しかし、準備に怠りがあれば、
その「お花見」が、つまらなくなったり、トラブルに見舞われたり、
その結果、「お花見」が不愉快な思い出になってしまわないとも限りません。
お花見に必要な持ち物のリストとは?
そこで、「お花見」を楽しいものにするために必要な持ち物を、
リストにしてまとめてみましたので、ここで確認しておきましょう。
●ビニールシート(レジャーシート)
地べたに直接座るわけにはいきません、絶対に忘れないように。
大きさは、5人位なら1.8m×2.7m(約3畳)、
10人位なら2.7m×3.6m(約6畳)。
地面がデコボコしているところの対策としては、
シートの下に段ボールを敷く、という方法もありますが、
場所によっては、かえって座りにくくなることもあります。
そこでオススメは、レジャーマットです。
厚さが8mmでクッション性があるので、マットの下のデコボコが気にならず、
表面がアルミフィルムなので、地面からの底冷えを防ぐことができます。
蛇腹式に折りたたむので、収納時にはちょっとかさばるのですが、
キャンプ場や工事現場では、横になって休めるので重宝されています。
1.0m×1.8mで1,000円前後で購入できます。
●ガムテープ(粘着テープ)
2つのビニールシートを合わせる時や、ゴミ袋を固定したり、
段ボールをつなぎ合わせる時などに使います。
注意点としては、ビニールシートを合わせる時は、
紙(クラフト紙)製だとはがす時に残ってしまうことがあります。
布製は、きれいにはがせますが、シートを破ってしまうことあります。
そこで、ビニールシートを合わせる時に限っての
オススメのテープは、養生テープです。
はがす時にきれいにはがすことができて、粘着力も十分にあります。
●ゴミ袋
燃えるゴミ用と燃えないゴミ用の2種類を用意しましょう。
自分たちが出したゴミは自分たちで持ち帰るのがマナーです。
●コンビニ袋
ビニールシートに靴を脱いであがる時、脱いだ靴を入れておきます。
盗難防止の対策にもなります。
外から見てすぐ分かるように、透明のコンビニ袋のほうがいいですね。
●紙皿、紙コップ、割りばし、つまようじ、スプーン、フォーク
紙皿は汁物を入れた時にこぼれないように深めのものがいいです。
紙コップでも、透明のプラスチックコップは形がしっかりしていないので、
やめておいた方がいいでしょう。
スプーンとフォークは、もちろんプラスチックのものを選びましょう。
●ティッシュペーパー
手が汚れてしまった時、食べ物や飲み物をこぼしてしまった時などに、
サッとふけるのでぜひ用意しておきましょう。
できれば、ボックスタイプの方が使いやすいです。
それとは別に、ボトルタイプのウェットティッシュがあると便利ですね。
お花見で幹事さんが持っていると便利な品物とは?
意外と気づかない、だけどあって助かった、
といった便利なお役立ちグッズを、事前に用意しておくと、
リーダーや幹事さんの好感度も上がるでしょう。
たとえば、以下のような品物です。
いわば、幹事さんの「必需品」ですね。
●油性マジック
どれが自分の紙コップだったかわからなくなってしまうのを防ぐため、
紙コップに油性マジックで名前やニックネームを書いておくのに使います。
ゴミ袋の燃える・燃えないの区別を書き記すときにも使います。
●懐中電灯
夜桜を見ながらのお花見には、必需品です。
落し物探しや、持ち物を確認したりする時には必要です。
●両替用小銭
お花見のお客でにぎわう場所ほど、自動販売機の釣り銭切れがおこることがあります。
その時に、千円札を100円玉や10円玉に交換してあげられるといいですよね。
●サンダル
靴を脱いでレジャーシートにあがってくつろいでいる時に、
自動販売機やトイレに行きたくなったら、
いちいちコンビニ袋に入れた自分の靴を探し出して、履いて、
といった面倒を省いてあげのには、サンダルはあると便利です。
●使い捨てカイロ
寒い中でのお花見になってしまった場合、これがあると助かります。
当日のお天気の状態にもよりますが、用意しておいた方がいいでしょう。
●マスク
お花見の季節は、花粉症の季節でもあります。
花粉症でなくても、寒い中でのお花見になってしまったら、
急に風邪気味になってしまう人が出ないとも限りません。
そんな時、マスクをするだけで、症状がだいぶ楽になります。
持っていくのにそんなにかさ張りません。
万が一に供えておくのが、リーダーや幹事さんの気の遣いどころです。
●雑巾
食べたり飲んだりする時には、必ずと言っていいほど、
食べ物や飲み物をこぼしてしまうことがあるので、雑巾は必要です。
また、後片付けをする時にも、雑巾があると便利です。
最後に
「お花見」を楽しい思い出にするためには、出発する前に、
必要な持ち物、あると便利な品物、を忘れないように確認しましょう。
きれいな桜を眺めながら、家族や友人たちと一緒に、思いっきりおしゃべりをし、
楽しいお花見ができるといいですね。