オリンピックの五つの輪の順番の絶対に間違えない覚え方とは?信号機の色の順番とあいうえおの五十音順に基づく覚え方
前回の記事で書いたように、オリンピックのシンボルとして位置づけられている五輪のデザインにおいて、左から順番にジグザグを描いていく形で、青・黄・黒・緑・赤の五つの輪が配置されていくことになる理由については、
色の三原色における色彩の合成の過程、あるいは、色相環における補色関係といった色彩科学的な観点からも説明していくことができると考えられるのですが、
それでは、
こうしたオリンピックの五つの輪における青・黄・黒・緑・赤という色の順番自体は、具体的にどのような形で覚えていくのが最も確実に記憶に残りやすい覚え方、さらに言えば、絶対に間違えない覚え方となると考えられることになるのでしょうか?
オリンピックの五つの輪の順番と信号機のランプの色の順番
そうすると、まず、
こうしたオリンピックの五つの輪における青・黄・黒・緑・赤という色の順番のうち、全体の基点となる左端の青の輪と右端の赤の輪の位置については、
イギリスやフランスやドイツなどといったヨーロッパの国旗のことをよく知っている人の場合は、
フランス国旗におけるトリコロールと呼ばれる青・白・赤の三色旗における青と赤の順番と同じく、左端には青が右端には赤が配置されることになると覚えておくのが一番分かりやすい覚え方であると考えられることになります。
そして、それに対して、
もう少し日常生活との関連が深い色の配置のあり方を例に挙げていくことにならば、例えば、横向きの信号における色の配置のあり方と関連づけて覚えておくのがより分かりやすい覚え方となると考えられ、
具体的には、上記の図において示したように、
横向きの信号における信号のランプの色の順番は、左から順番に青・黄・赤と並んでいくことになりますが、
それと同じように、オリンピックの五つの輪の色の順番においても、左端には青が、右端には赤が位置づけられることになると覚えておくのが最も分かりやすい覚え方となると考えられることになります。
そして、逆に言えば、
こうしたオリンピックのシンボルにおける青と赤の輪の配置のあり方と同様に、フランス国旗における青と赤の配置のあり方についても、
ついでに、信号機の色の順番と同じに左端が青で右端が赤の順に並んでいると覚えておくと、さらに効率よく記憶にとどめておくことができるとも考えられることになるのです。
黄・黒・緑の残りの三つの輪のあいうえおの五十音順の配置
そして、
そうしたオリンピックのシンボルにおける左端の青の輪と右端の赤の輪の間に配置されていくことになる黄・黒・緑の残りの三つの輪の位置関係については、
前回の記事で考察したように、色の三原色における色彩の合成の過程や、色相環における補色関係といった色彩科学的な観点から意味づけを行っていくことで記憶していくこともできると考えられることになるのですが、
より単純に分かりやすくそうした輪の色の順番だけを覚えておくことだけを目的として考えていくことにするならば、
こうした黄・黒・緑という三つの色を表す言葉をあいうえおの五十音順に並べていくと、そのまま左から順に、
「きいろ→くろ→みどり」
と並んでいくことになるので、
こうした黄・黒・緑という輪の順番は、それぞれの色を表す言葉をそのまま五十音順で並べていった順番と一致すると覚えておくのが最も分かりやすい覚え方となると考えられることになるのです。
・・・
そして、以上のように、
こうしたオリンピックの五つの輪における青・黄・黒・緑・赤という色の順番の絶対に忘れない覚え方について、一言でまとめると、
まずは、青と赤の二つの輪については、信号機の色の順番と同じに左端が青で右端が赤の順に並んでいると覚えたうえで、
残りの黄・黒・緑の三つの輪については、そのままあいうえおの五十音順で左から順に「きいろ→くろ→みどり」と並べられていくことになると覚えておくのが、最も覚えやすくて絶対に間違えない覚え方となると考えられることになるのです。
・・・
次回記事:古代オリンピックを最初に主催した人物とは?古代ギリシアのオリンピア祭の起源を神話の時代にまで遡ることができる理由
前回記事:オリンピックの五つの輪が左から青・黄・黒・緑・赤の順で並ぶ理由とは?色彩科学とフランス国旗における色の配置との関連性
「オリンピック」のカテゴリーへ
「その他の雑学」のカテゴリーへ