オーストラリアの国旗の由来とは?五つの白い星と大きな白い七稜星の由来と現在の国旗のデザインが制定された歴史的な経緯

オーストラリアの国旗には、青を背景とした旗のデザインのなかに、左上にはイギリスの国旗にあたるユニオンジャックが配置され、左下には七つの角をもつ大きな白い星、そして、右側にはひし形の形にならんだ五つの白い星が配置されていくことになりますが、

こうしたオーストラリアの国旗におけるユニオンジャック七つの角をもつ大きな白い星そしてひし形の形にならんだ五つの白い星といったデザインには、それぞれ具体的にどのような由来があると考えられ、

そうした現在におけるオーストラリアの国旗のデザインのあり方は、どのような歴史的な経緯のなかで定まっていくことになっていったと考えられることになるのでしょうか?

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オーストラリアの国旗における大きな白い七稜星と五つの白い星の由来

2000px-Flag_of_Australia_(converted).svg

(出典:Wikimedia Commons:
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Flag_of_Australia_(converted).svg)

そうすると、まず、

こうしたオーストラリアの国旗の左上に配置されているユニオンジャックまたはユニオンフラッグと呼ばれているイギリスの国旗は、

この国がイギリスの植民地としての起源をもつ国であり、現在も形式上はイギリス国王を元首とするイギリス連邦の加盟国にもあたる立憲君主制連邦国家として位置づけられているということを示していると考えられることになります。

そして、それに対して、

この旗の左下に配置されている七つの角をもつ星、すなわち、七稜星(しちりょうせい)の形をした大きな白い星は、

この国を構成している西オーストラリア州ビクトリア州クイーンズランド州南オーストラリア州タスマニア州ニューサウスウェールズ州という六つの州と、

ノーザンテリトリーと呼ばれる一つの準州とを合わせた七つの地域の象徴として位置づけられていると考えられることになります。

また、それに対して、

この旗の右側に配置されている五つの白い星は、南半球において見られる代表的な星座にあたる南十字座を構成している上から順にガクルックスイマイミモザギナンアクルックスという主要な五つの星のことを表していると考えられることになるのです。

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現在のオーストラリアの国旗のデザインが制定された歴史的な経緯

そして、

こうした現在におけるオーストラリアの国旗のデザインが制定されていくことになっていった歴史的な経緯としては、

もともと、連邦国家としてのオーストラリアが成立する以前の18世紀後半から19世紀後半までの時代においては、この地域は六つのイギリス植民地へと分かれていて、

これらの地域に共通する正式な旗としては、イギリス国旗にあたるユニオンジャックが用いられていたと考えられることになります。

そして、その後、

1901におけるオーストラリア連邦の成立に合わせて、連邦国家としてのオーストラリアを象徴する国旗を選定するためのデザインコンテストが開かれていくことになるのですが、

このデザインコンテストにおいて、オーストラリアの中心都市の一つにあたるメルボルン出身14歳の少年であったアイヴァー・エヴァンスを含む5人の人物がそれぞれ別々に発案したとされているほぼ同じデザインの旗が選定されることによって、

現在のオーストラリアの国旗のデザインが誕生し、それが国の内外へと広く定着していくことになっていったと考えられることになります。

そして、さらにその後、

1953に、オーストラリア議会において可決された国旗法において、そうした現在のオーストラリアの国旗のデザインが正式に承認されることによって、

法律上においても、こうした現在のオーストラリアの国旗のデザインが国家としてのオーストラリアを象徴する旗のデザインとして明確な形で認定されることになったと考えられることになるのです。

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