ノロウイルスの食品感染を予防するための対策とは?ノロウイルス対策⑪

今回は、ノロウイルスの第3の感染ルート、「食品感染(食中毒)」による感染機会を減らすための予防対策、について考えてみたいと思います。

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ノロウイルスの食品感染による感染機会を減らすためには?

ノロウイルスの、食品感染(食中毒)による感染機会を減らすためには、
まず、カキなどの二枚貝(カキのほかには、シジミアサリハマグリなど)は、
ノロウイルスが蓄積されやすいので、
食べる場合には、基本的に加熱処理をしておく必要があります。

二枚貝以外でも、火を通せる食材は、
なるべくしっかり加熱処理して調理することで、ノロウイルスによる食品感染(食中毒)を防ぐことができます。

ノロウイルスを、失活(活性がなくなり、感染を起こさなくなること)させるためには、
食材の中心部の温度を85℃以上にして1分間以上加熱することが必要ですが、

目安としては、
茹でる場合食材を熱湯に入れて、1分半くらい茹でるようなイメージで加熱調理すれば、食品感染の予防効果としては十分と考えられます。

また、調理器具・食器類については、「手洗いの手順」のところでも書いたように、
ノロウイルス自体は石鹸によって失活化させるのは困難でも、
くっついているウイルスを他の汚れごと一緒に洗い流すことができるので、
通常の手順しっかり洗っておくことが十分な予防効果になります。

ウイルスは他の汚れと一緒になって、油脂などの中にこびりついているので、
ウイルスを含んでいる油汚れごとこそぎ落とすように、
洗剤石鹸しっかり洗えば、十分にウイルスを排除できるということです。

したがって、

洗剤石鹸をしっかり泡立ててから、調理器具・食器類をシャボンでしっかり洗いきり、
最後に、そのシャボンをすべて水で洗い流すことが大切です。

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ノロウイルス予防のためにストックしておく備蓄品とは?

次に、以上のようなノロウイルス予防対策を、必要な時にスムーズに行えるようにするために、
前もって家に揃えておいた方がいい備蓄品について、簡単にまとめておきましょう。

これまでの予防対策の具体案で細かく考えてきたように、

感染予防対策では、患者の部屋やトイレなどのレッドゾーンへの出入り、汚染物の処理などの際に、
マスクビニール手袋、そしてビニール袋を多く消費します。

マスクビニール手袋は、汚染物を直接処理するとき以外は、一回一回使い捨てにしなくても、ビニール袋などに一時保管しておくことで、1日1、2回くらいの交換頻度に抑えることもできますが、
意外と多く消費することになるのがビニール袋です。

ビニール袋は汚染物の二重の密封処理のほか、
一度使ったマスクやビニール手袋などの一時保管などにも使うので、
マスクやビニール手袋自体の消費よりも速いスピードでなくなっていく可能性があります。

ビニール袋と言っても、持ち手がついていて口がギュッと結べるようなものであれば何でもよいので、
普段の生活から、スーパーやコンビニのレジ袋などを、ちょくちょくストックしておくようにするといいですね。

ノロウイルス予防対策のためだけに限らず、
常時、20枚から30枚くらいのビニール袋のストックがあるようにしておくと、
いざという時になにかと便利かと思います。

ゴミ処理や防災対策などに使うために、
古新聞やちり紙などを、その都度、全部は処分してしまわずに、少しためて、ストックしておくのと同じ感覚でいいでしょう。

ほかにもノロウイルスの感染予防のために、前もって用意しておいた方がいい常備品のリストをまとめておくと、以下のようになります。

サージカルマスク(使い捨ての不織布マスク)、1箱(10枚以上)

② 使い捨てのビニール手袋、1箱(10枚以上)

ビニール袋(スーパーやコンビニのレジ袋)、20~30枚

塩素系漂白剤(キッチンハイターや衣料用ハイターなど)、1本

500mlの空の飲用ペットボトル1本(塩素系漂白剤を薄めるための容器)

以上です。

次回のシリーズ「ノロウイルス対策⑫」は、ノロウイルス対策の3段構えの目標の
3段階目、病気からのスムーズな回復を促すための看護法について、考えてみたいと思います。

まとめ

ノロウイルスの、食品感染(食中毒)による感染機会を減らすためには、
カキなどの二枚貝は、85℃以上で1分間以上加熱することが必要で、調理器具・食器類は、洗剤や石鹸でしっかり洗うことが大切です。

ノロウイルス予防のためにストックしておくべき備蓄品は、マスクとビニール手袋、そしてビニール袋です。

ほかにも、用意しておくべき常備品のリストをまとめると、

サージカルマスク(使い捨ての不織布マスク)、1箱(10枚以上)
使い捨てのビニール手袋、1箱(10枚以上)
ビニール袋(スーパーやコンビニのレジ袋)、20~30枚
塩素系漂白剤(キッチンハイターや衣料用ハイターなど)、1本
500mlの空の飲用ペットボトル、1本(塩素系漂白剤を薄めるための容器)

以上のようになります。

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