家庭内におけるノロウイルス対策の3段構えって?ノロウイルス対策⑤

前回までの、シリーズ「ノロウイルス対策」の内容を整理して発展させると、
家庭内におけるノロウイルス対策の目標は、以下のように、3段階に分けて設定することができるようになります。

今回は、家庭内におけるノロウイルス対策の3段構えの目標についてまとめてみました。

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ノロウイルス対策の3段構えの目標ってどういうこと?

3段階のノロウイルス対策の目標とは、以下のようなものです。

まず、第1段階目は、

家庭内での2次感染を予防し、それ以上、感染を広げない。

という通常の意味での感染予防対策の目標です。

次に、第2段階目は、

たとえ感染予防対策にある程度漏れがあり、最終的には2次感染を防ぎきれなかったとしても、
感染機会をある程度減らすことで、看護者や他の家族が発症する時期を遅らせ、
家族全員の同時発症を避ける

つまり、ウイルスの侵攻を足止めし、発症のタイミングをずらすという目標です。

最後に、第3段階目は、

家族で助け合って看護し合うことで、
ウイルスに感染してからの症状の経過を少しでもラクにして、
スムーズな回復へとつなげていく、という目標です。

以上のことをまとめると、

第1段階目=ウイルスの排除
第2段階目=ウイルスの足止め
第3段階目=病気からの回復

ということになるでしょうか。

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ノロウイルス対策に前向きに取り組むためには?

家庭内でノロウイルス対策に前向きに取り組むためには

家庭内での2次感染を完全に防ぎきろうとして、生活を無視した徹底した予防対策にはしり、

そこにわずかな漏れがあって感染してしまったら即失敗、絶望!
という、強迫観念にとらわれたような完璧主義ではなく

「第1段階目のウイルスの排除」がうまくいかずに、感染が広がってしまったとしても、
感染機会を減らすことで発症のタイミングをずらすことができたならば、

「第2段階目のウイルスの足止め」には成功!
家族全員の同時発症という最悪のケースは避けられたので十分に成果があった!
そして、あとは、十分な休息と、スムーズな看護によって、
「第3段階目の病気からの回復」を順調に達成することができれば、ノロウイルス対策は大成功!

と考えることができれば、

気持ちに余裕をもって落ち着いて、
前向きにノロウイルス対策に取り組むことができるのではないでしょうか。

ノロウイルス対策の目標を3段階に分け、3段構えで捉えることにより、

「第1段階目のウイルスの排除」を完璧にこなせなくても、
「第2段階目のウイルスの足止め」や、
「第3段階目の病気からの回復」まで、大きく見据えて対策を立てることができ、

それによって、全体を俯瞰して
生活に無理のないバランスのとれた予防対策・看護法を考えていくことができる、

ということです。

以上のように、

家庭内におけるノロウイルス対策の目標、という本質論に立ち返って、ノロウイルス対策について考えてきたため、
少し抽象的な話が多くなってしまいましたが、

次回からの、シリーズ「ノロウイルス対策」では、

ウイルスの排除だけではなく、ウイルスの足止め、そして、病気からの回復、
という3段構えの視点に立った場合、

そうした日常生活にも、看護者の心身にも、
過度な負担をかけない適切なバランスのとれた予防対策とは具体的にどのようなものでありうるのか、

日常生活に無理のない範囲でおこなえるノロウイルスの予防対策と看護の流れの具体案、について考えてみたいと思います。

まとめ

家庭内におけるノロウイルス対策の目標は、第1段階目=ウイルスの排除、第2段階目=ウイルスの足止め、第3段階目=病気からの回復、という3段階に分けて設定することができます。

家庭内でノロウイルス対策に前向きに取り組むためには、一つでもミスがあればダメ、という完璧主義ではなく、ノロウイルス対策の目標を大きく3段階に分けて捉えることが大事です。

そうすることによって、「第1段階目のウイルスの排除」を完璧にこなせなくても、「第2段階目のウイルスの足止め」や、「第3段階目の病気からの回復」まで、大きく見据えて対策を立てることができ、
生活に無理のないバランスのとれた予防対策・看護法を考えていくことができます。

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