ドレイクの方程式の七つの項の具体的な意味とは?N、R*、f p、n e、f l、f i、f c,L の八つの文字が選ばれた理由

ドレイクの方程式(Drake equationとは、現在の銀河系において存在する人類がコンタクトをとることが可能な地球外文明の存在の有無、あるいは、そうした文明のおおよその数を推定するために考案された一種の思考実験的な方程式であり、

それはより分かりやすく言えば、この宇宙において人類のほかに知的生命体が存在する可能性、すなわち宇宙人が存在する可能性を推定するために考案された方程式であると考えられることになります。

今回の記事ではそうしたドレイクの方程式における人類が接触可能な地球外文明の数の推定のために用いられている方程式の各項の具体的な意味について詳しく考えていきたいと思います。

スポンサーリンク

ドレイクの方程式におけるNと残りの七つの項の具体的な意味とは?

まず、ドレイクの方程式と呼ばれる数式は、

NR×f p×n e×f l×f i×f c×L

というこの数式が求めるべき数であるNと、それを導き出すために用いられる七つの項によって構成される方程式であり、こうしたNおよび残りの七つの項のそれぞれは、

Nは、現在の銀河系において存在する人類がコンタクトをとることが可能な地球外文明の数を表しているのに対して、

残りの七つのそれぞれの項は、

Rは、銀河系内において一年間に誕生する太陽などの恒星の数

f pは、そうして誕生した恒星のうちの一つが惑星を持つ確率

n eは、そうした惑星を持つ恒星系の内に存在する生命の存在が可能となる条件を備えた惑星の平均数

f lは、そうした生命の存在が可能となる条件を備えた惑星において実際に生命が誕生する確率

f iは、そうして誕生した生命体が知性を備えた知的生命体にまで進化する確率

f cは、そのような知的生命体へと進化した生物が宇宙空間に自らの存在を示す信号を送るような高度な通信技術を持った文明を築き上げる確率

Lは、そのような高度な通信技術のレベルを保ったままの状態でその地球外文明が存続し続ける年数

を意味することになります。

・・・

つまり、一言でいうと、

こうしたドレイクの方程式と呼ばれる数式においては、現在の銀河系において存在する人類がコンタクトをとることが可能な「地球外文明の数」は、

銀河系内において「一年間に誕生する恒星の数」と、その恒星が「惑星を持つ確率」、それに、そうした惑星を持つ恒星系内における「生命の存在が可能な惑星の平均数」と、そうした惑星において「実際に生命が誕生する確率」

さらに、そうして誕生した生命体が「知的生命体にまで進化する確率」と、その知的生命体が自らの存在を示す信号を宇宙へと送信できるような通信技術を持った「高度な文明を築き上げる確率」に、そうした高度な技術を持った「地球外文明が存続し続ける年数」という

七つの項を互いに掛け合わせていくことによって自動的に導き出すことができるということが示されていると考えられることになるのです。

スポンサーリンク

ドレイクの方程式のそれぞれの項を表す表記としてN、R、f p、n e、f l、f i、f c、Lという八つの文字が選ばれた理由

ちなみに、こうしたドレイクの方程式におけるそれぞれの項を表す文字として、

NRf pn ef lf if cLという八つの文字が使われている理由についてもある程度具体的に説明することができると考えられ、

まず、はじめに挙げられているNは、この方程式が導こうとしている銀河系内において現存する人類がコンタクトをとることが可能な地球外文明の数を表すために、地球外文明の数(NumberのNをとってこの文字が用いられていると考えられることになります。

そして、その次のRは、それが銀河系において一年間に誕生する太陽などの恒星の数、言い換えれば、銀河系内において一年間に誕生する平均的な恒星の数の割合のことを表すことになるので、それは、

銀河系内において誕生する恒星すなわちスターStar割合(Rateという意味で、Rという文字にスターマーク(が付いた表記が用いられていると考えられるのに対して、

その次のf pは、銀河系内において誕生した恒星のうちの一つが惑星を持つ確率を表すので、惑星(planetのpと、そうした確率を表す分数(fractionのfをとってこの表記が用いられていると考えられ、

その次のn eは、そうした惑星を持つ恒星系の内に存在する生命の存在が可能な惑星の平均数を表すので、数(numberのnと、おそらくは生命の存在を育むことが可能なもう一つの地球(earth)のeといった意味でこうした表記が用いられていると考えられることになります。

また、その次のf lは、そうした生命の存在が可能な惑星において実際に生命が誕生する確率を表すので、生命(lifeのlと、そうした確率を表す分数(fractionのfをとってこの表記が用いられていているのに対して、

その次のf iは、そうして誕生した生命体が知性を備えた知的生命体にまで進化する確率を表すので、知性(intelligenceのiと、そうした確率を表す分数(fractionのfをとってこの表記が用いられていて、

その次のf cは、そのような知的生命体へと進化した生物が宇宙空間に自らの存在を示す信号を送るような高度な通信技術を持った文明を築き上げる確率を表すので、文明(civilizationのcと、そうした確率を表す分数(fractionのfをとってこうした表記が用いられていると考えられ、

それに対して、最後に挙げたLは、そのような高度な通信技術を持った地球外文明が存続し続ける年数の長さを表すので、そうした期間の長さ(lengthのlをとってこうした表記が用いられていると考えられることになるのです。

・・・

次回記事:地球外文明の存在を肯定する論理的な根拠となるドレイクの方程式を用いた現存する接触可能な地球外文明の数の具体的な推定

前回記事:E.T.とエイリアンの違いとは?二つの映画作品における異質性と同質性に基づく宇宙人観の違い

宇宙論のカテゴリーへ
物理学のカテゴリーへ

スポンサーリンク

このページの先頭へ