日食と月食の時の太陽と地球と月の位置関係の絶対に忘れない覚え方とは?②二つの方法を組み合わせた検算方式の覚え方

前回の記事で書いたように、日食と月食がそれぞれに観測される時の太陽と地球と月という三つの天体の位置関係においては、

月食の場合には、そのまま天体の大きさ順太陽―地球―月という順番で三つの天体が一直線上に並んでいくことになると覚えたうえで、

日食の場合は、そうした月食における三つの天体の位置関係のうちの太陽を除く二つの天体にあたる地球と月の位置関係がひっくり返ることによって太陽―月―地球という順番で三つの天体が一直線上に並んでいくことになる

といった形で覚えておくのが最も効率的でシンプルな覚え方となると考えられることになるのですが、

こうした日食と月食のそれぞれの時における天体の位置関係のあり方については、日食や月食が観測されることになる具体的な原理のあり方といった観点からも捉え直しておくことで、

より確実に絶対に間違えることなく覚えていくことができると考えられることになります。

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日食と月食が観測される際の光の経路の分かりやすさの違い

日食と月食における太陽と地球と月の位置関係の違い

そうすると、まず、上記の図において示したように、

日食の場合は、光源にあたる太陽観測地点にあたる地球との間に遮蔽物となる月が割って入ってくることによって、太陽の姿少しずつ欠けていって見なくなるというように、

比較的イメージしやすいシンプルな光の経路をたどっていくことによって、天体の位置関係のあり方を分かりやすく把握していくことができると考えられることになります。

そして、それに対して、

月食が観測される時の天体の位置関係について考えていくと、そもそも、夜空に輝く月の姿は、光源にあたる太陽から来た光が地球の位置を過ぎ去ってから月へと到達し、

そうした月へと到達した光がさらに月面で反射して地球の位置まで戻って来ることによって月の光として観測されることになると考えられ、

月食の時には、太陽と地球を結ぶ直線上の位置に月が入ってくることによって、太陽の光が月へと到達する前に、そのちょうど間に位置する地球によって完全に遮られてしまうことになるものの、

太陽の光が地球の大気圏を通過していく際の光の散乱と屈折の影響を受けることによって、一部の波長の長い赤い光が本来は地球の影の内に入っているはずの月の位置まで到達していくことで薄暗く赤い色をした月の姿が観測されることになるというように、

月食の場合には、日食の場合よりも、かなり複雑な光の経路をたどっていく形で、月の姿少しずつ欠けていって暗くなっていくという天体現象が観測されていくことになると考えられることになるのです。

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日食と月食の時の太陽と地球と月の位置関係の絶対に忘れない覚え方

以上のように、

こうした日食と月食と呼ばれる二つの天体現象における天体の位置関係の覚え方については、

日食の場合には、光源となる太陽と観測地点にあたる地球との間に月が割って入ってくることによって太陽の姿が月によって隠れて見えなくなっていくという実際に日食が観測されることになる具体的な原理といった観点から、

太陽―月―地球という位置関係を直接的に導き出していくことが比較的容易であると考えられるのに対して、

月食の場合には、そうした実際に月食が観測されていくことになる具体的な原理といった観点から直接的に天体の位置関係を導き出していくことは少し困難なところがあると考えられることになるため、天体の大きさ順といった観点から、

太陽―地球―月という位置関係を整理して捉えておく方が具体的なイメージをつかみやすいとも考えられることになります。

つまり、そういった意味では、

日食と月食のそれぞれの時における天体の位置関係のあり方について、より確実に絶対に間違えることなく覚えておくためには、

まずは、

日食における天体の位置関係については、光源となる太陽と観測地点にあたる地球との間に月が割って入ってくるという日食が起こる具体的な原理のあり方から、

太陽―月―地球という位置関係を直接的に導き出していくことによって、いつでも確実に思い出すことができるようにしたうえで、

月食における天体の位置関係については、そのまま天体の大きさの順に、太陽―地球―月という位置関係で並んでいくことになると覚えておいて、

最後に、検算のような意味も込めて、

そうした月食における大きさ順太陽―地球―月という位置関係のうちの、光源にあたる太陽を除く二つの天体にあたる地球と月の位置関係をひっくり返したのが日食における太陽―月―地球という位置関係と一致することを改めて確認しておくことによって、

こうした日食と月食における天体の位置関係のあり方を、絶対に間違えることがなく確実に覚えていくことができると考えられることになるのです。

・・・

次回記事:日食は新月の時に月食は満月の時に観測される理由とは?

前回記事:日食と月食の時の太陽と地球と月の位置関係の絶対に忘れない覚え方とは?①天体の大きさ順に並ぶ月食を基準とした覚え方

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