暑中見舞いはいつ頃の時期に出すのが正しいのか?二十四節気と夏の土用における暑中の定義の違いと小暑と大暑との関係

暑中見舞いとは、一言でいうと、夏の暑い盛りの時期にあたる暑中と呼ばれる時節に、親戚や知人などに対して安否を気づかって送る手紙のことを意味する言葉として定義されることになりますが、

そもそも、

こうした暑中見舞いにおける暑中(しょちゅう)とは、日本古来暦の区分のあり方においては、具体的にいつからいつまでの時期を指す言葉であると考えられ、

そうした暑中と呼ばれる暦の区分のあり方自体の定義に基づくと、暑中見舞いと呼ばれる手紙は正確にはいつ頃の時期に出すのが適切な暑中見舞いの送り方であると考えられることになるのでしょうか?

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二十四節気と夏の土用における暑中の時期の違い

二十四節気における暑中の位置づけ

そうすると、まず、

こうした夏の暑さの厳しい期間のことを意味する暑中(しょちゅう)と呼ばれる期間は、一般的には、夏の土用(どよう)と呼ばれる立秋の前の18日間ほどの時期を中心とする期間として捉えられることになると考えられることになります。

そして、具体的には、

夏が極まったのちに秋の気配が立ちはじめる日のことを意味する立秋の日は、現在の暦の日付では87ごろにあたる日として位置づけられることになるため、

現在の暦の日付では、720日から86ごろまでの18日ほどの期間が、そうした夏の土用としての暑中の時期にあたる期間として位置づけられることになると考えられることになります。

しかし、その一方で、そもそも、

こうした立秋土用といった節気や雑節の基準となっている二十四節気と呼ばれる一年における太陽の運行のあり方を基準として定められた日本古来暦の区分のあり方においては、

そうした夏の暑さが強まっていく時期のことを示す節気としては、小暑(しょうしょ)大暑(たいしょ)と呼ばれる二つの節気が挙げられていて、

そういった意味では、

そうした二十四節気における小暑大暑と呼ばれる二つの節気が司ることになる夏の暑さが盛りを迎えていく期間が暑中の時期にあたる期間として位置づけられることになるとも考えられることになります。

そして、現在の暦の日付では、

暑気が少しずつと強まっていく時期のことを意味する小暑の日77ごろ、暑気が大きく強まって暑さが最も厳しくなる時期のことを意味する大暑の日723ごろにあたる日として位置づけられることになり、

こうした二十四節気における小暑大暑といったそれぞれの節気は、一年のなかの期間として捉えられた場合には、次の節気が訪れるまでの期間がそれぞれの節気が司る期間として位置づけられることになるため、

具体的には、

小暑がはじまる日である77ごろから、大暑が終わる日にあたる86ごろまでの1か月ほどの期間が、そうした二十四節気における暑中の時期にあたる期間として位置づけられることになると考えられることになるのです。

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暑中見舞いの手紙を出すのに適切な時期とは?

以上のように、

夏の暑さの厳しい期間のことを意味する暑中と呼ばれる期間は、夏の土用の期間を基準とした場合と、二十四節気における小暑と大暑の期間を基準とした場合で、時期のあり方に違いが生じていくことになると考えられ、

前者の夏の土用としての暑中の定義では、720日から86ごろまでの18日ほどの期間が暑中の時期として位置づけられることになるのに対して、

後者の二十四節気における暑中の定義では、77日から86ごろまでの1か月ほどの期間が暑中の時期として位置づけられることになると考えられることになります。

そして、そういった意味では、

暑中見舞いの手紙を出すのに適切な時期としては、二十四節気における小暑と大暑の期間を合わせた77日から86ごろまでの時期に送っていればまずは問題がないと考えられ、

そうした二十四節気における暑中の期間のなかでも、特に、夏の土用の期間にあたる720日から86ごろの時期に手紙を送るのが暑中見舞いの手紙を出すのに最も適切な時期として位置づけられることになると考えられることになるのです。

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次回記事:残暑見舞いはいつ頃の時期に出すのが正しいのか?二十四節気における残暑の定義と立秋と処暑との関係

前回記事:節分の日が23日ではなく22日にずれてしまう年がある理由とは?グレゴリオ暦における閏年の入れ方に基づく説明

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