みずがめ座の星の名前の由来とは?みなみのうお座のフォールマルハウトとの間で描かれる夜空における水の循環の構図

黄道十二星座の一つとして位置づけられている水瓶座(みずがめざ)は、黄道十二宮における宝瓶宮(ほうべいきゅう)の領域とも結びつけられることによって、

二十四節気のうちの大寒から雨水の頃までの時期にあたる 120日から218までの30日間の期間を司る星座としても位置づけられることになるのですが、

天文学において、こうしたみずがめ座を構成する主要な星としては、具体的にどのような星の名前が挙げられることになると考えられることになるのでしょうか?

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みずがめ座を構成する主要な七つの星の名前と具体的な由来

みずがめ座を構成する主要な七つの星の名前とみなみのうお座のフォールマルハウト

そうすると、まず、

こうした日本語ではみずがめ座、英語ではAquarius(アクエリアス)と呼ばれる星座は、現代の天文学においては、全部で204個ほどの恒星によって構成されている大規模な星座として位置づけられることになるのですが、

こうしたみずがめ座を構成している様々な星々のうち、地球から見たとき比較的明るくて大きい星として観測されることになる主要な星の名前を挙げていくと、

サダルスウドサダルメリクサダクビア、そして、アルバリアンカスカトヒュドルといった全部で七つの星の名前を挙げていくことができると考えられることになります。

・・・

こうしたみずがめ座を構成する主要な七つの星のうち、はじめに挙げた

サダルスウド(Sadalsuudは、アラビア語において「幸運の中の幸運」を意味するsa’dal -su’ūd(サダル・スウド)という言葉に由来する名前を持つ星であり、

この星はみずがめ座を構成する星々のなかでは最も明るい三等星の恒星として位置づけられることになります。

そして、その次に挙げた

サダルメリク(Sadalmelikは、アラビア語において「王の幸運」を意味するsaʿd al-malik(サダル・マリク)という言葉に由来する名前を持つみずがめ座を構成する星々のなかでは二番目に明るい三等星の恒星として位置づけられることになり、

サダクビア(Sadachbiaは、アラビア語において「家の幸運」を意味するsa‘d al-akhbiya‘(サダル・アクビヤ)という言葉に由来する名前を持つ四等星の恒星として位置づけられることになります。

また、その次に挙げた

アルバリ(Albariは、アラビア語において「飲み込む者」を意味するalbāli(アルバリ)という単語に由来する名前を持つ星であり、

アンカ(Anchaは、中世ラテン語において「腰」を意味していた単語がそのまま名前としてつけられた星、

スカト(Skatは、アラビア語において「脛(すね)」を意味するal-sāq(アル・サク)という言葉に由来する名前を持つ星、

ヒュドル(Hydorは、ギリシア語において「水」を意味するδωρ(ヒュドル)という言葉に由来する名前を持つ星としてそれぞれ位置づけられることになると考えられることになるのです。

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みずがめを右手に抱えて捧げ持つ人物の姿と夜空における水の循環

そして、

こうしたみずがめ座を構成している主要な星々を線でつなげて星座の形を描いていく場合には、

前述した主要な七つの星のうちのはじめに挙げたサダルスウドサダルメリクサダクビアという「幸運」にまつわる名前が冠された三つの星を基点として、

上記の図において示したようなみずがめ座における複雑な星座の形が描かれていくことになると考えられることになるのですが、

こうしたみずがめ座を構成する星々の名前を順番に見ていくと、

「王の幸運」「家の幸運」を意味するサダルメリクサダクビアと呼ばれる二つの星のあたりがみずがめを持つ人物の両肩にあたる部分となっていて、

そこから下の方向には、「腰」を意味するアンカと、「脛」を意味するスカトといった星が位置づけられたうえで、

そうした星座において描かれていく人物の右側の上半身にあたる部分に「水を意味する星であるヒュドルが位置づけられることによって、

水で満たされたみずがめを右手に抱えて捧げ持つ人物の姿が夜空に描かれていくことになると考えられることになります。

そして、

こうしたみずがめ座を構成している星々のさらに下の方向には、アラビア語において「魚の口」を意味する言葉が由来となったフォーマルハウト(Fomalhautという名の秋の夜空にひときわ大きく光り輝く星が位置していて、

そうしたフォーマルハウトと呼ばれる星は、みなみのうお座(南の魚座)と呼ばれる星座の基点となる一等星の恒星として位置づけられることになるのですが、

そういった意味では、

こうしたみずがめ座みなみのうお座という二つの星座同士の全体の構図においては、

みずがめ座として描かれている人物が夜空において捧げ持つみずがめの口は下の方向へと向けられていて、みずがめから流れ出た水は、フォーマルハウトと呼ばれる星を中心に描かれるみなみのうお座へと注がれていくことによって、

夜空における星々の間の水の循環の構図が描かれていくことになると考えられることになるのです。

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次回記事:うお座の星の名前の由来とは?「ひも」で結ばれた二匹の魚の姿として描かれる「く」の字型をした星座の形

前回記事:やぎ座の星の名前の由来とは?子ヤギと肉屋の追いかけっこと右を向く山羊の姿というミクロとマクロにおける二つの星座の構図

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