風邪の原因となる四つの代表的なウイルスの種類とは?それぞれのウイルスによって引き起こされる風邪の主症状と具体的な特徴

風邪という言葉は、一般的には、

せきのどの痛み鼻水鼻づまりくしゃみなどを主症状として、そのほかにも発熱頭痛倦怠感といった様々な不快な症状をともなう

鼻腔から喉頭までの上気道における急性の炎症を引きおこす比較的軽度の感染症の総称として用いられる言葉であると考えられることになりますが、

一般的には、こうした風邪の原因となる病原体は、そのおよそ8090%程度が細菌ではなくウイルスに求められることになると考えられることになります。

そして、

こうした風邪の原因となる代表的なウイルスの種類としては、実際に人間が日常的に罹患する風邪の原因となる割合が高い順に、以下で挙げるような四つのウイルスの種類の名を挙げていくことができると考えられることになります。

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①鼻風邪を中心とする比較的軽い症状の風邪の原因となるライノウイルス

まず、

こうした風邪の原因となる様々なウイルスの種類のなかでも、毎年最も多くの人が感染することになると考えられるウイルスの種類としては、ライノウイルスと呼ばれるウイルスの種類が挙げられることになります。

ライノウイルスによって引き起こされる風邪の主症状としては、頭痛のどの痛み軽いせき鼻づまりそしてくしゃみといった症状がだいたい順々に起こっていくことになると考えられ、

特に、このウイルスは、鼻水鼻づまりくしゃみといった症状を引き起こす、いわゆる鼻かぜの原因となる代表的なウイルスとして位置づけられることになります。

そして、

こうしたライノウイルスと呼ばれるウイルスは、人間の体温よりも低い33度程度でしか増殖することができない熱に弱いウイルスであることでも知られていて、

人体への感染が上気道のなかでも比較的浅い領域のみにとどまり、それ以上奥へと侵入していくことがほとんどできないことから、

あまり高い熱などが出ずに、頭痛や軽いのどの痛み長引く鼻水や鼻づまりといった比較的軽い症状でおさまるタイプの風邪の半分以上から7割程度は、

こうしたライノウイルスと呼ばれるウイルスによって引き起こされている感染症であると考えられることになるのです。

②冬のせき風邪の原因となるコロナウイルス

そして、

その次に多くの人が感染する可能性の高い風邪の原因となるウイルスの種類としては、コロナウイルスと呼ばれるウイルスの種類が挙げられることになります。

コロナウイルスによって引き起こされる風邪の主症状としては、せきのどの痛みといった呼吸器系の症状が挙げられることになるほか、

風邪をこじらせて重症化してしまうケースでは、気管支炎肺炎といった症状が引き起こされてしまうケースもあると考えられることになります。

そして、

こうしたライノウイルスと呼ばれるウイルスは、低温や乾燥といった環境を好むとされていて、特に、冬場から春先の時期にかけて感染を大きく広げていくことから、

 冬のせき風邪の原因となる代表的なウイルスの種類として位置づけられることになるのです。

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③夏ののど風邪の原因となるアデノウイルス

そして、

その次に感染率の高い風邪の原因となるウイルスの種類としては、アデノウイルスと呼ばれるウイルスの種類が挙げられ、

アデノウイルスによって引き起こされる風邪の主症状としては、のどの扁桃腺の部分を中心とするのどの痛み発熱といった症状が挙げられることになります。

そして、

このウイルスは、高温多湿の状態になりやすい夏場の時期を中心に感染を広げていくことになり、プールなどの水場を介して感染を広げていくケースもあることから、

アデノウイルスによる扁桃腺を中心とする咽頭部の炎症が強くなって強いのど痛みや高熱などを発症する場合につけられる病名である咽頭結膜熱が別名ではプール熱とも呼ばれることがあるように、

こうしたアデノウイルスと呼ばれるウイルスは、夏ののど風邪の原因となる代表的なウイルスの種類として位置づけられることになるのです。

④乳幼児における風邪の原因となるパラインフルエンザウイルス

そして、

上記の三つのウイルスの種類に次いで有名な風邪の原因となるウイルスの種類としては、パラインフルエンザウイルスと呼ばれるウイルスの種類の名も挙げられることになります。

パラインフルエンザウイルスはウイルスの分類においては150350nm(ナノメートル)という比較的大型の多形性の形状をもったパラミクソウイルス科に分類されるウイルスであり、

 80120nmという中程度の大きさをした球形または繊維状の形状を持つオルトミクソウイルス科に分類されるウイルスであるインフルエンザウイルスとはまったく別系統に属するウイルスであると考えられることになるのですが、

こうしたパラインフルエンザウイルスと呼ばれるウイルスは、特に、乳児や幼児といった子供における風邪の原因となる代表的なウイルスの種類として位置づけられることになり、

パラインフルエンザウイルスによって引き起こされる風邪の主症状としては、前述したコロナウイルスの場合と同様に、せきのどの痛みなどを中止とする呼吸器系の症状が挙げられることになるのです。

・・・

以上のように、

風邪と呼ばれる疾患は8090%程度が細菌ではなくウイルスが原因となることによって引き起こされている疾患であると考えられることになるのですが、

こうした風邪の原因となる代表的なウイルスの種類としては、

①鼻風邪を中心とする比較的軽い症状の風邪の原因となるライノウイルス
②冬のせき風邪の原因となるコロナウイルス
③夏ののど風邪の原因となるアデノウイルス
④乳幼児における風邪の原因となるパラインフルエンザウイルス

という四つの代表的なウイルスの種類が挙げられることになると考えられることになるのです。

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次回記事:細菌が原因となる風邪の種類とは?細菌の一種であるマイコプラズマが原因となる風邪の具体的な特徴

前回記事:細菌とウイルスを同じ薬で両方いっぺんに死滅させることはできないのか?消毒薬と抗生物質やウイルス薬における機能の違い

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