X’masを英語の正しい表記として捉える文法的な解釈の可能性、XmasとX’masはどちらが正しい表記なのか?②

前回の記事で書いたように、クリスマスという言葉の英語表記のあり方として、XmasではなくX’masという」の記号すなわちアポストロフィーを用いた単語の省略表記のあり方を用いるのは、

本来はギリシア文字によって表記されているΧριστός(クリストス)という単語に対して、英語のアルファベットにおけるアポストロフィーを用いた省略表記のあり方を用いているという点において、

英語における本来の省略表記の規則のあり方にそぐわない誤った表記のあり方として位置づけられることになるとも考えられることになるのですが、

その一方で、

こうした英語における文法的な解釈のあり方からは、

X’masという表記のあり方において用いられているX’という表記の部分をギリシア文字ではなく英語のアルファベットによって表記されている何らかの単語の省略形にあたる部分として捉えていくことができるとするならば、

そうしたX’masという表記のあり方も、文法的に完全に誤りであるとまでは言い切れないといった議論を導いていくこともできると考えられることになります。

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X’masを慣用的に正しい表記として捉える文法的な解釈の可能性

そうすると、まず、

こうしたXmasやX’masという英語表記の大本の由来となっている「油を注がれた者」としての救世主、すなわち、イエス・キリストのことを意味する古代ギリシア語におけるΧριστός(クリストス)という単語は、

英語のアルファベットに音写していくような形で表記していく場合には、XristosあるいはChristosといった単語へと置き換えていくことができると考えられることになります。

つまり、そういった意味では、

こうしたX’masというアポストロフィー省略記号として用いた表記のあり方を、ギリシア文字によって書き記されたΧριστόςという古代ギリシア語の単語ではなく、

そうした古代ギリシア語における単語を英語のアルファベットへと音写することによって置き換えたXristosという英語のアルファベット表記省略表記のあり方として捉えていくことができるとするならば、

こうしたX’masという表記のあり方も、文法的に完全に誤りであるとまでは言い切れない慣用的には正しい表記のあり方としてみなしていくことも十分可能な解釈となると考えられることになるのです。

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XmasとX’masという二つの英語表記を両方とも正しい表記とする解釈

以上のように、

クリスマスのことを意味する英語表現として用いられているXmasX’masという表記のあり方は、英語における正式な表現としては、

こうした英語表記の内に含まれているXという文字を、

古代ギリシア語において「油を注がれた者」としての救世主、すなわち、イエス・キリストのことを意味するΧριστός(クリストス)という単語の頭文字であり、

その文字の形状十字架を連想させることから、イエス・キリストの十字架の死とも関連づけられていくことによって、イエス・キリストの存在そのものを象徴する文字としても位置づけられているギリシア文字Χ(キー)として捉える場合には、

そうしたギリシア文字のΧ(キー)と英語においてミサや祭儀のことを意味するmass(マス)という単語が合成されることによってつくられたXmasという表記のあり方を用いるのが文法的にも歴史的にも英語における正しい表現のあり方であると考えられることになります。

しかしその一方で、

こうした英語表記の内に含まれているXという文字を、

ギリシア文字のΧ(キー)ではなくそうした古代ギリシア語におけるΧριστός(クリストス)という単語を英語のアルファベットに音写したXristosという英語のアルファベット表記省略表記のあり方として捉える場合には、

こうしたアポストロフィーを用いた単語の省略表記のあり方であるX’masという表記のあり方も、クリスマスのことを意味する英語表記のあり方としては、

必ずしも文法的に完全に誤った表現であるとまでは言い切れない表記のあり方として捉えていくこともできるという点においては、

こうしたXmasX’masという二つの英語表記のあり方を慣用的な意味においては両方とも正しい表記のあり方として位置づけていくことも十分可能な解釈のあり方であると考えられることになるのです。

・・・

次回記事:XmasとX’masが両方とも不適切な表記とされる可能性と英語におけるクリスマスの正しい表記のあり方、XmasとX’masはどちらが正しい表記なのか?③

前回記事:XmasX’masはどちらが正しい表記なのか?①X’masが誤った表記あり方とされる英語における文法的な理由

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