宇宙人が地球に来ない12通りの具体的な理由とは?②地球に到達する手段の有無に基づく4つの論理的説明のパターン

前回の記事では、宇宙人が地球に来ない理由を説明する具体的な説明のあり方のうち、

現在や過去の宇宙における宇宙人の存在の有無や、そうした宇宙人の属性や存在する次元のあり方といった「宇宙人自体の存在のあり方」に基づく四つの論理的説明のパターンについて取り上げてきましたが、

それに続いて、今回の記事では、

そうした人類にとって交流を持つことが可能な知的生命体としての宇宙人が実際に存在するとしても、地球まで到達する手段の有無に応じて実際の接触が制限されてしまうパターンについて詳しく考えていきたいと思います。

スポンサーリンク

「宇宙人が地球に到達する手段の有無」に基づく論理的説明のパターン

⑤地球外知的生命体は存在するが文明のレベルが原始的な段階にとどまっている

宇宙人が実際に存在していても、その技術的な手段の限界のため実際に地球までやってくることができない具体的なケースとしては、

まずは単純に、そうした宇宙人が築いている文明のレベルが宇宙航行の技術へと到達するまでには遠く及ばない原始的なレベルにとどまり続けているといったケースが考えられることになります。

人類自身も、600万年前ごろにヒト亜科として区分されるような現在の人間の直接的な祖先となる二足歩行を行う脳の容積の大きい比較的高度な知性を持った種族が誕生したのち、

原始的な石器時代の生活を経て農耕を営むような最初期の文明が誕生していくことになったのはだいたい1万年ほど前の時代に過ぎないので、

地球からほど遠いどこかの星系に宇宙人が存在するとしても、彼らの生活レベルは人類の石器時代程度の段階に長くとどまり続けていて、その社会の規模も数十人からせいぜい100人程度といった小規模な集団の寄せ集めに過ぎないといったことも十分に考えられることになります。

 

⑥高度な文明は存在するがその発展方向が物質的な方向へと向けられていない

また、

宇宙人たちの文明が、現在の人類の文明と同規模か、あるいはそれを大きく凌駕するほどの高度な段階へとすでに到達していたとしても、

そうした文明の発達の方向のあり方が大きく異なっているために、宇宙飛行を可能とするような科学技術は持っていないといったケースも考えられることになります。

例えば、彼らの文明の発達方向が自らの種族の精神世界の深化精神文化の発展といった方向にのみ特化して進んで行っているような場合には、

彼らはすでに、自分たちの種族の間でいかなる戦争や犯罪も生じないような社会に完全な安定と秩序をもたらす高度な心理学的技術を発達させていて、

個人同士のコミュニケーションのあり方もテレパシーのような高度に発達した精神能力によって結ばれているといったこともあり得るかもしれませんが、

その反面、科学技術といった物理的な方面における文明の発達が大きく遅れていて交通手段などは現在の人類における自転車やヨット程度のものしか持っていないといったケースもあり得ると考えられることになるのです。

スポンサーリンク

⑦宇宙飛行の技術はあるが高速で安定的な恒星間航行の域までは達していない

そして、

現在の人類の文明における科学技術のレベルが現にそうであるように、

たとえ宇宙人たちの文明が人類の文明と同じように、物理的な科学技術を発達させていて、基本的な宇宙飛行が可能となる段階にまでは到達していたとしても、

より長距離の航行を実現させるためにはまだ数多くの技術的な課題が山積しているほか、物質的な資源の制約などもあることによって、いまだ遠方の星系までたどり着くまでの高速で安定的な恒星間航行の域までは達していないといったケースも当然考えられることになります。

 

⑧地球との距離が遠すぎて両者の間の宇宙空間の膨張の割合が光の速度を上回っている

さらに、

宇宙人たちの文明が人類の文明における科学技術のレベルをはるかに超えた極めて高度な科学技術を有していて、

光速に限りなく近い超高速のスピード半永久的に宇宙航行を続けることができるような超高性能の宇宙船を何百何千と建造しているような場合でも、

そうした高度な科学文明を築いている宇宙人が居住する星系と地球との距離あまりに遠く離れすぎている場合には、

そうした超高速の宇宙船で限りなく長期にわたって旅を続けていってもいつまでたっても地球まで到達することができないといったケースも考えられることになります。

二つの星系の間の距離があまりにも遠く離れすぎている場合には、両者の間の距離は、膨張宇宙論における宇宙空間の膨張の作用によって、光の速度を超える割合で長くなっていってしまうと考えられ、

そのようなケースにおいては、高性能の宇宙船が光速に限りなく近いスピードで地球へと向けて航行を続けていったとしても、進めば進むほど、それ以上にゴール地点である地球までの距離がどんどん長く引き伸ばされていってしまうので、

結局、いつまでたっても地球までたどり着くことはできず、宇宙が現在のように膨張し続けていく限り、両者が互いに出会う日は永久に訪れることがないと考えられることになるのです。

・・・

次回記事:宇宙人が地球に来ない12通りの具体的な理由とは?③人類と直接的な交流を持つ意志の有無に基づく4つの説明のパターン

前回記事:宇宙人が地球に来ない12通りの具体的な理由とは?①宇宙人自体の存在のあり方に基づく4つの論理的説明のパターン

宇宙論のカテゴリーへ

スポンサーリンク
サブコンテンツ

このページの先頭へ